住宅診断(ホームインスペクション)

日本ホームインスペクターズ協会
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当社では「住宅診断士(ホームインスペクター)」が住宅診断を行います。

住宅診断士は、内閣府認証NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会(JSHI)公認の専門資格です。

また、国土交通省の定める講習を修了した既存住宅状況調査技術者が調査を行いますので、自治体等の補助金が活用できる場合があります。

当社専門家にお任せください!

調査費用の目安 ・基本調査料45,000円 建物規模延べ面積120㎡まで 目視・触診・各種計測器による診断 詳細はページ下部記載

        ・簡易平面図作成 (調査報告記入用)10,000円 

        ・床下及び天井裏侵入調査費 各5,000円 

        その他オプション

        ・サーモカメラ診断

        ・ファイバースコープ診断

        ・鉄筋探査 

        ・屋根上診断

         につきましてはお問い合わせ下さい。

住宅診断について見積・調査の依頼やお問い合わせは下記のフォームに物件の情報(面積や住所等)ご入力頂き、送信ボタンをクリックお願いします。

折り返しご連絡させていただきます。

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住宅診断て何?

建物も人と同じように歳を重ねます。

いつまでも建てたままの状態というわけにはいきません。風邪をひいたら病院へ行って診察を受け、薬を飲んでひどくなる前に治すように、建物も診察をして、不具合があれば入院・手術になる前に手を打って長生きさせよう・若い状態を保とうという目的があります。

クルマでも長く乗るにはオイルをマメに交換したり車検の時に消耗した部品交換や鈑金修理などする事と同じです。キチンと手入れされたクルマは適正な価格で売れるように家であっても住宅診断を行い適切に修理された物件であれば何もしていない物件と評価も違うはずです。


いつ住宅診断を行えばよいか?

(←ちょっと不具合が出た時にやるべきです)

 

クルマであれば2・3年毎(社用トラックなどは毎年)車検があります。これは国が決めた事で、法律ですから道路を走る車であれば全部受けているはずです。もし不具合があった場合人命にかかわりますからそうなっているのでしょう。

 

では住宅の場合は?

 

新築の場合はハウスメーカー・工務店の瑕疵担保期間が終わる直前くらい

。あるいは不具合を感じた・発見したタイミングです。

 

中古住宅の購入をお考えの方は購入検討の物件が契約の前に診断をするのがベストです。

 

中古とはいえ、住宅の売買となれば金額は大きくなりがちです。

しっかり診断し、不具合の有無、購入後のメンテナンス・リフォームの参考にして頂くのが理想だと考えます。

診断結果によっては購入を見送るという判断になる事もあるかと思いますが

安い買い物ではない以上、必要な投資だと思います。

 

大袈裟な話をすればシロアリの食害で柱や土台がボロボロになっている所へ強い地震が起こったりしたら大変な事になります。そこまでは無いにしても長く住んでいれば何かしら気になる所が出てくると思います。 (例 ドアの開け閉めがきつい・網戸のはずれ、破れ・収納のカビ・クロスの汚れ等)大怪我になる前の段階で一旦調べるのが良いでしょう。

 

一方、売主様の立場に立ちますとできるだけ高く売りたい、というのが本音だと思います。

しかし、中古住宅であっても売主に瑕疵担保責任(構造上の欠陥や雨漏りがみつかった場合、発見が住宅の引き渡し後でも売り主に補修などを請求できる)があります。

また、宅地建物取引業法が2018年4月に改正され、住宅診断(インスペクション)について不動産会社が売主と買主に伝えることが義務化されました。

売買後のトラブルを避ける為、調査をしてから売り出すのは、購入者にとっては【安心を買う】ということにもつながると思います。

 


実際に何をするのか?

お医者さんに掛かった時には聴診器や問診をするように、基本的に目視・触診・長さや幅の測定です。

いきなり手術をしないように、壊して調べるというのは次の段階です。

できるだけ壊さず(非破壊検査)調べます。


診断内容は?

中古住宅の劣化状態や不具合を把握するための基本的な調査項目の例は次になります。

  • シーリングや塗装の劣化
  • 床下のシロアリ被害痕
  • 雨漏り跡や漏水跡
  • 屋根材の割れやズレ
  • 床や柱、壁の傾き
  • タイルの浮き
  • バルコニーや階段、手すりのぐらつき
  • 結露による木腐れやカビ、壁紙のはがれ
  • 屋根裏木材の接合金属の有無
  • 錆による金物の腐食
  • 基礎や壁のヒビ
  • 床や梁のたわみ

不具合事例

極端な例ですが、床下土間部に水が溜まっている状況です。

建物外周の地盤面より床下コンクリート面が低く、湿気の多い山間地だったため

このような事になったと思われます。

フローリング表面には異常が見られなくても床下はこういった状況だったりします。

和室柱にシロアリの食害が見られました。

障子を閉じた際、影になった部分での食害と思われます。

消毒や、柱の補強が必要と考えます。